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内科 第2回・フィラリア症について 

腹水 腹水

血尿 血尿

血液検査 血液検査

レントゲン検査 レントゲン検査

超音波検査 超音波検査

心電図検査 心電図検査

成虫つり出し術写真1
成虫つり出し術写真2 成虫つり出し術

つり出した成虫 つり出した成虫

各種予防薬各種予防薬

フィラリア症は
蚊によって媒介され心臓や血管内に寄生し様々な障害を引起こし、発見が遅れると死にいたる事もある怖い病気です。 稀ですが人間にも感染します。また最近では猫の感染が報告されています。

症 状
初期症状は咳、呼吸が速くなる、運動や散歩を嫌い疲れやすくなり瘠せてきたりします。
症状が進行するにしたがって貧血(口や粘膜が白くなる)、腹水(お腹が膨らむ)血尿(ブドウ酒色の尿)、呼吸困難等の症状を示します。

診 断
1血液検査

●ミクロフィラリア検査 血液を直接顕微鏡で見たり遠心分離器にかけて血液中の子虫を見つけます。 仔虫がいる場合は心臓の中にその子虫を生んでいる親虫が寄生していると判断します。
●抗原検査 血液中に成虫が放出している物質(抗原)を化学的に反応させ見つけ出し判定します。 数分で判定がつき、ミクロフィラリア検査より正確な結果が得られます。

    血液検査で感染の有無は判りますが、どの位の病気の進行状態か調べるには以下の検査が必要です。
1、レントゲン検査 心臓の大きさ、血管の状態、肺の状態を確認します。
2、超音波検査 心臓の中の成虫の状態、心臓の弁の状態、血管や心臓の壁の状態等を判定します。
3、心電図 電気的な流れで心臓の状態を判断します。
4、その他 血液検査により肝臓や腎臓の機能検査、尿検査により血尿(血色素尿)の確認をします。

予 防
感染していない事がわかったら予防薬を飲ませてあげれば予防が可能です。
蚊によって媒介されますので蚊のいるシーズンに薬を飲ませます。 (蚊のいるシーズンは地域によって異なります)。
現在では月に1回の飲み薬(錠剤、粉、チュアブルタイプ)が主流です。液体については認可されていない薬 です。また各製薬会社からお腹の虫(消化管内寄生虫)駆虫薬や蚤予防を一緒にできる薬も販売されています。
また諸外国では注射による予防もあります。近日中に日本でも可能になると思います。(01.5現在)

診断、治療法についてはその犬にとって何が一番良のかを獣医師にご相談下さい。 感染すると治療法が大変困難な病気です是非、予防をお勧めします。

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